8月17日~18日親和町の竜洞山みどりの村へ行ってきました。山の上にありながら、海を一望できる素晴らしいところでした。
去年に引き続き2回目の参加となる子もいて、班のリーダーを務める大学生のお兄ちゃん達に会えるのを楽しみにしていたようです。
開会式で「アマクサクエスト」(キャンプの名称でゲーム、ドラゴンクエストより)の説明があり、賢者マローンが悪の竜王を封印したが、その封印がとても弱いので、みんなが色んな修行をして強くなって、しっかり封印してほしいとのこと。子ども達には使命が課せられたのでした。
広場でみんなが仲良くなれるゲームを楽しんだあとは、班ごとに1時間程の自由時間があり、アスレチック広場で思う存分に遊んだところでした。
その後は、いよいよ夕ご飯作りです。男の子達は火おこしをしたい子が多く、去年の教訓を踏まえて、小枝や燃えやすい落ち葉などを集めてきて、大きな火になるまで汗だくになって頑張っていました。火が付いたら、飯ごうをのせて、ご飯を炊きます。
他の子達は、カレーライスの野菜の切り込みです。1班当たり13人以上いるので、結構な量の野菜を切らなくてはいけません。しかも、なるだけ大人は見守るということだったので、子どもたちがよく頑張りました。
ご飯が炊けた後の火で、カレー作りです。「熱い」と言いながら、お鍋で炒めました。しばらく煮込んだら、いい感じに出来上がりました。飯ごうのご飯はおこげもあり、香ばしくておいしかったです。ほとんどの子がおかわりをして、カレーのお鍋は空っぽになりました。他の参加者の年長の男の子がカレーを食べ終えて一言「キャンプって最高だね」と、とてもほっこりすることを言っていました。
夕食後、お勤めのお参りをしましたが落ち着いお正信偈を唱えており、安心しました。それから、楽しいキャンプファイヤーの時間です。みんなで踊って楽しかったです。その後、「ほしのつどい」があり、明かりのない空を見上げると、何ともきれいな星空が広がっていました。星座の説明をして下さるのに、空に届きそうなレーザーで示してくださり、すごいねーと驚いたところです。子ども達の心に、きっと残る出来事でした。
次の日は、「ほとけのこ」と書かれたプレートが竜王たちに奪われてしまいました。それを取り返すため、色んなミッションをクリアするとパズルのように分かれたプレートをかえしてもらえるので、果敢にチャレンジしました。チームワークが必要だったり、知恵を出し合ったり、時には長いすべり台を滑って次のポイントへ行きました。本当に冒険してクリアしていくので、子ども達がイキイキして楽しんでいました。
最後は、竜王とドッジビーで直接対決でしたが、ぶじに子ども達の勝利でした。しかし、竜王は悪い人でしたが、本当は皆とも仲良くしたかったのかもというお話がありました。
なぜなら、このキャンプで大事にされていたこと、それは「わたくしたちは、ほとけの子どもになります」「私たちは、正しい教えを聞きます」「私たちは、みんな仲良くいたします」という3つの誓いの言葉で、「みんななかよくいたします」はどんな人ともと、受け取れます。子ども達も納得して、うんとうなずいていました。心も体も大満足に楽しんだキャンプで、帰りのバスは、5分で爆睡でした。
キャンプ主催者の熊本教区の皆様方に心より感謝申し上げます。子ども達の「また行きたい」が何よりでした。保護者の皆様には、荷物の準備などお世話になりました。元気な姿でお返しできて胸をなでおろしています。ありがとうございました。