学童~夏休み~

2018年08月17日 | 園でのできごと

◎食改さんとのクッキング◎

 毎年夏休みには、食改さんとのクッキングを支援員も子ども達も楽しみにしており、料理だけでなく、一緒に食べたり、お話したりも楽しみの一つです。

 メニューは、夏野菜のドライカレー、なすの中華風ごま和え、フルーツヨーグルトでした。まず栄養士の中元先生からおやつについてのお話がありました。例えば、家に帰って夕食までにチョコレート、アイスなど甘いものを食べると虫歯になったり、疲れやすくなる。また、砂糖は骨や歯を強くする役割があるカルシウムの吸収を邪魔するそうで、カルシウム不足になってしまうし、甘いものを食べすぎてご飯が入らないで栄養不足になるなどお話されました。お菓子、ジュースに含まれる砂糖の量を聞いた時はぞっとしましたが、一人で食べてしまわずに、みんなで食べるといいんですよと言われ、ほっとしていた子ども達です。でも、ほどほどにですね。

 料理の間は、「したい」「楽しい」思いがあふれていてみんな真剣な表情でした。いざ、食べ始めると「ドライカレーおいしい」とすごい勢いで食べ始め、なすの中華風ごま和えもぺろりと食べていました。「お家でもお母さんと作る」と言っている子もいました。

 食改の皆様方お忙しい中、今年も貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

◎将棋教室◎

8月3日、10日、17日伊藤先生と稲尾公民館長さんにおいでいただき3回の将棋教室が開催されました。

 1回目以降「しょうぎしよう!」と声をかけ合ってよく遊んでいました。1年生も覚えが早く、中には30分以上対戦している子達もいました。どうしたら王が取れるか、しっかり考えているのです。すごいなあと感心しました。

 伊藤先生への質問タイムで「どうして伊藤先生は将棋が強くなったんですか」との質問に「勉強です。自分が指した将棋を研究したり、雑誌をたくさん読みました。500冊くらい持っています。」とのお返事に、何をするにも自分から学ぼうとする意欲が大事なんだな、子ども達もぜひ、見習ってほしいなと思ったところです。

 また、伊藤先生は「負けることから学ぶのです。負けた時、次はどうしようかと自分で考えるのです。私もずっと負けていました。そして自分よりちょっと強い相手と指すことです。」とも話されました。子どもたちの将棋を見ていると「俺もう3回も勝った!」「俺もずっと勝ったよ!」と勝つことを喜ぶのは当たり前ですが、「負けて悔しい!」から、「よし 今度は勝つぞ!」とあきらめずに次の一手を考える子どもになってほしいなあと思っています。

31日が最終の将棋教室です。「今度はみんなと一緒に指しましょう」と言って下さいました。伊藤先生や稲尾館長さんに挑戦するのを楽しみにしている子ども達です。地域の方の力をお借りしてこんな活動ができることを嬉しく思います。

 

◎せみとり◎

8月2日(木)に富岡小学校の正門へセミ取りに出かけました。いつも桜の木に沢山いて、びっくりするぐらい取れるのですが、今年は少なく感じました。それでも暑さを忘れてセミ取りに夢中になっていました。

高い所や、届かないところにいると「俺がとってやろうか」と言ったり、どうしても取れない子がいると自分のとったセミを分けてくれる子もいたようで、やさしい行動に嬉しくなりました。

 帰ってきてからセミの紙芝居を読むと、せみは土の中で7年を過ごしてようやく生まれてくること、そして約一カ月の命しかないことなどを知りました。「じゃあ、せみはみんな7歳ってこと?」と一人の子が言うので「そうだね、せみは皆と同じ1,2年生だね」と分かり、「ええ~」と笑っていました。それと同時に、短い命なので観察したら逃がしてあげようと言っていて、命に触れどうしたらよいかを自分たちで考える機会になったと思います。

 

 

 

 

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