園でのできごと

2020年11月30日
交通安全教室

今年も交通安全協会から、江浦さん、佐々木さんが来て下さり「命を守るお話」という事で交通安全について子どもたちと一緒に楽しみながら学ぶことが出来ました。

まず、「事故にあわないためにはどんなルールがあるのか?今日は3つのお話をします」と、以下の事についてお話されました。

道路の歩き方では、わかりやすいイラストを使って、子どもたちに質問しながら正しい歩き方を教えて下さいました。手を繋ぐときは大人が子どもの手首をもつこと。

・横断歩道の渡り方では、手を上げて左右を確認すること。実際横断歩道を使って年長さんが実践しました。

・信号の約束では、信号機の色の並び方とその意味を子どもたちに確認した後

「とまと体操」で体を動かしながら「と」とまります「ま」まちます「と」とびださない。を約束しました。

・チャイルドシートの話では、車に乗ったイラストを見ての間違い探しをしました。子どもたちはすぐに気づき、運転しながらスマホを見ているからダメ、チャイルドシートに座ってない、赤ちゃんを抱っこしている、おばあちゃんがシートベルトをしていない、犬が窓に立っているなど次々に答えることができました。

「みんなもちゃんとシートベルトしていますか?」の質問に、中には、元気のない手(もしかしてしてないのではと思われる)が上がっていました。

最後に恒例の腹話術「わたるくん」登場に子どもたちは大喜び、中にはびっくりして表情が固まった子どもたちもいましたが、みんなで大笑いしながら見入っていました。特に「わたるくん」の「とまとの歌」が印象に残ったようで「わたるくん、おもしろかったね!!」と言って居残りまで話題となり賑わいました。

江浦さんが最後に「みんな、交通ルールは知っているだけでいいのかな?」という質問に首をかしげていた子どもたちでしたが「知っているだけでは、命は守れないよね。今日のお話で聞いたことができるようになって下さい」と閉めて下さり、まずは私たち大人が意識すべきだと思いました。

江浦さんは「ここの子ども達元気ですね。私達がパワーをもらいました。積極的に手を上げて人前で自分の意見が言えることは素晴らしいことです」と褒めてくださいました。

2020年11月18日
令和2年度ふれあい運動会

 あの楽しかった運動会からもう3週間以上が経ってしまいました。でも今年の子ども達も飽きることなく、今もって跳び箱を飛んでいます。行事の為だけに練習させられているのなら、子ども達はとっくのとうに他の遊びを見つけているでしょう。しかし自分の興味、飛んでみたいという意欲が本物だったから、練習すれば自分もできるようになるという経験を自分自身で積んだからでしょう、今もって楽しんで練習しています。

 この姿を見ると、「ああ今年も運動会をしてあげて良かったなぁ」と安堵し、教育の手ごたえを感じます。「運動会にお父さん、お母さんが見に来てくれるという嬉しさ」は子ども達の意欲を一番大きく育てるものだと、毎年子ども達から教えられています。でもコロナで運動会をしていなかったら、子ども達は何も経験せずに終わっていたと思います。開催を後押ししてくださった保護者の会の松本会長をはじめとした役員の皆様方に改めて深く御礼申し上げます。

 先生たちの保育実践記録を読むと、どうやったら子ども達が思わずその遊びの中に入ってくれるか、そのことの為だけにどれだけ先生方が工夫を重ね、その子と信頼関係を結んでいったかが分かります。ある先生は、跳び箱の練習に全く参加しない子どもにうるさく「しよう、しようと声はかけない」ことを自分の肝に銘じながら、その子を見守り、その子が一瞬「しようかな」という表情を見せた時にすかさず「~くん、してみようか」と声をかけたと綴っていました。あの運動会で見せてくれた子ども達の様々な表情は、先生たちの教育的努力に支えられて生まれていたのです。「有難いことだ」と、私も保護者の方と共に、先生たちに感謝しました。

 年長さんにとっては、保育園はあと4ヶ月半しかありません。この期間めいっぱい遊び、めいっぱい色々な経験をさせてあげたいと考えています。この保育園を卒園した子が大きくなった時、「保育園は楽しかったなぁ」と思い出してくれるなら、これに勝る喜びはありません。「何かができるようになる」というのは、学校教育です。幼児教育は「子どもの心」を育てる為にあるのです。自信と意欲に溢れる子どもを共に育てましょう。                

(文責和氣) 

 

 

年少児

年中児

 

年長児

 

保護者の方からたくさんの感想をいただきましたので紹介します。

・・・保護者の方より・・・

 

◎運動会大変お疲れ様でした。大変お世話になりました。コロナ状況下で今までにない開催で、先生方、役員の皆さんご苦労されたことと思います。年少からだけ、親族も制限しての開催でしたが、開催できただけで本当にありがいたことだと実感しております。恐竜ダンス、ノリノリで踊る娘の姿に本当にうれしかったです。大きくなったなあと私の母としみじみ実感して見ておりました。我が子だけではなく、他のお子さんも成長も目を細めて見ていました。あと運動会は年中さん、年長さんの2回です。大切に残された時間を過ごしたいです。準備、練習など先生方にはたいへんお世話になり、心から感謝です。恐竜の衣装もとても可愛かったです!!  ―年少組(3歳児)―

 

◎運動会お疲れさまでした。体育館の飾りつけから準備、運営、進行にお土産まで先生方と役員の皆様にはとても大変でした。皆さんのおかげでとても楽しい運動会になりました。心より感謝します。ありがとうございました。

 毎回とても楽しそうにはじける笑顔で終始頑張っているのを見て、親まで楽しくなりました。開会式から閉会式まで先生方のお話をよく聞いて考えて行動していたので去年よりもたくましくなったなあと感じました。先生方のご指導のたまものです。年長さんへ向けさらなる成長をこれから楽しみにしています。 -年中組(4歳児)-

 

◎運動会お疲れさまでした。このような状況の中、開催していただけたこととても感謝しています。短縮、応援も制限ありましたが、最後の運動会に参加できて本人もとても喜んでいました。

 開会式での誓いの言葉も、本人からも当日まで聞かされておらず驚きましたが、少し緊張した声だったけどしっかり言えていました。かけっこ、プログラム、親子巧緻もダンスも終始笑顔で心から楽しんでいる姿が見られました。不安だった跳び箱8段も、5段で少しつまずいて「ん?大丈夫か?」と思いましたが心配をよそに跳べました! 朝、行きの車でも「大丈夫かな~ドキドキしてきた~」と緊張の顔で私たちまでドキドキでした。真剣な姿も、楽しそうな姿もみんなでお友達を応援する姿も見られて本当にうれしかったです。バルーンも毎年ながら涙々で見ておりました。1年でまた大きく成長できたと思います。先生方のおかげです。

 先生の言われていた”心の一等賞”みんなでもらえたと思います。日頃のお友達との関係や頑張りなど運動会のいろんな場面で見られました。感動しました。準備などから大変お世話になりました。本当にありがとうございました。言葉ではうまく言えませんが親子で「楽しかったね~。よかったね~‼」と本当に思い出に残る運動会でした!  ―年長組(5歳児)―

 

◎運動会をこのコロナの中で開催して下さりありがとうございました。年少さん以上と去年より規模は縮小ではありましたが、沢山工夫して下さり、逆に一人ひとりをしっかり見ることが出来、皆の一生懸命を近くで見られて本当に良かったです。

Aも輝いていました。運動が苦手だとリレー、跳び箱への気持ちも日に日に変わり「もうできん!」と投げやりの日が多かったのですが、当日に跳び箱7段・8段に挑戦する姿、跳べなくても頑張っている姿を見ることが出来、夫婦で涙目になりました。

リレーも今年は同点という結果、チームひとりひとりが頑張っていました。走り方やスピードもあんなに小さかった頃の年長さんを思い出すと大きくなったねと嬉しくなりました。

残り半年しかない園生活、今から私がさみしい気持ちとなりますが今日からもまた新たな経験、思い出を作ってほしいです。

中島先生をはじめ富保の先生方、今年も最高の運動会をありがとうございました。運動プログラム、ダンス、リレー、子ども達に沢山のご指導ありがとうございました.そして、我が子Aからもこの機会に“心の一等賞”を教えてもらいました。Aの成長、これからもますます応援していきたいです。  -年長組(5歳児)―

 

2020年10月12日
冬野菜の準備

 

冬野菜の準備

今年も冬野菜作りがスタートしました。

JAれいほくさんのご協力でたい肥をお世話になり、尾越の稲尾勝也さんがトラクターで畑を耕し、マルチを張ってくださいました。さっそく年長さんが小さな大根の種をマルチの穴に2粒ずつ「大きくなあれ!」と気持ちを込めてまきました。

その後、年少・年中さんは、稲尾さんから頂いたレタスの苗を植えました。植えた直後に雨が降りおかげさまで大根の芽も出てき、レタスも少しずつ大きくなっています。これからもみんなで成長を見守っていきます。

 

 

学童さん菌ちゃんの畑づくり

野菜くず、ぼかし、米ぬかを混ぜ合わせ畑の土と混ぜます。「何か匂う」「菌ちゃんの匂いだ」など、言っていました。そして、濡らした新聞紙のお布団をかぶせて、ブルーシートもかぶせてしばらく寝かせます。寝ている間に、菌ちゃんが増えて土に変化が出てくるので、その観察を楽しみたいと思います。子ども達、いい感性をしているのでどんなことをつぶやくのか、楽しみです。

 

2020年07月20日
年長サマーキャンプ★

 7月18日子ども達がずっと楽しみにしていたサマーキャンプに日がやってきました。この一週間は毎日のように「キャンプ楽しみ」「あと〇回寝たらキャンプだよね」とカレンダーを数えたり、テルテル坊主を作って心待ちにしてきた子ども達でした。天気が心配でしたが、晴れました!子どもたちの気持ちが空に届いたのでしょう。海は波も荒くなく、絶好のコンディションでした。

出発式

お弁当作り

 一日目の昼食は自分たちでお弁当を作りました。各班で担当を話し合って決めていたので係に分かれて開始しました。K君がウインナーを炒めていると、Aちゃんが「K君給食の先生みたい。本当の大人みたい」と目をキラキラさせて言っていました。わかめとゆかり、二種類のおにぎりも「あっつい、あっつい」と言いながらくるくる丸めていました。お弁当パックに詰めるのも日頃のままごとのせいかでしょうか、意外にパッパッと上手に詰めていくので感心しました。

磯探検

 「何がいるかな?」と会話しワクワクしながら足取りも軽い子ども達。目的地に着くとすぐに走っていき、早速靴をザブザブ濡らしながら入っていきます。ずっと雨続きだったのに今日はいい天気でよかったです。暑さ対策もしながら、磯遊びを楽しみました。夢中で遊んだので洋服もビショビショでしたが「濡れちゃったね」と笑いながら話し嬉しそうでした。

 キャンプ場の下の広場でお弁当にしました。自分で作ったお弁当は格別だったようで「おいしいおいしい」と言いながら食べました。帰りは「あ~楽しかった!」「また遊びたい」「まだいまからも楽しいことあるよ」と言う子どもの会話が可愛かったです。

キャンドルの集い

 ろうそくに火がともると何とも幻想的な雰囲気の中、和氣先生が「みんなの命の火はひとつです。この命の火が消えるともうつくことはありません。たった一つの大事な火をみんなは大切にしてください」と「命の火」の話にみんなじっと耳を傾けていました。

 それからは、ボンファイヤーのはじまり。歌ったり、踊ったり、触れ合ったり子どもたちの笑顔がいっぱいで幸せな時間でした。手品や影絵、大型絵本などたくさんの先生方のおかげでとても楽しい集いとなりました。

 それから、シャワーをして、楽しみにしていたパジャマに着替えました。みんな可愛らしいパジャマ姿でした。子どもたちの興奮も冷めずにパジャマをきて布団を敷いていると「ここ、ホテルみたい」「とみおかホテル」と楽しそう。布団に入ってもクスクスとおしゃべりも止まらず、電気が消えてもコソコソとおしゃべりが止まらず、この調子で寝れるのか?と思いましたが、9時5分。見事にみんな寝つきました。

2020年05月27日
じゃが芋堀り!!

 

 今年も三丁目の植田さんよりじゃがいも掘りのお誘いを頂きました。出かける前に、子どもたちに「保育園の畑の隣の植田さんが、『今年もじゃがいもが大きくなったから、掘ってもいいよ』って言って下さったよ」と話をすると、年長のSくんが「優しかねー」というので「本当、優しいね。おじちゃんとおばちゃん、草を引いたり、水をやったりして大変だったのに、ありがたいね」と皆で感謝したことでした。「優しいねー」という言葉が、思わず子どもたちの口から出たこともとてもうれしかったです。

いざ、じゃが芋掘り開始。土もそんなに固くなく、砂場のシャベルで土をどかすと次々にじゃが芋が現れ「あったよ!」「ここにも、まだあるよ!」と歓声が上がり、皆手も靴も泥だらけになりながら友だちと一緒に夢中になってじゃが芋と格闘していました。しかも出てくるじゃが芋は、立派で大きく「先生みて!」と大きなじゃがいもを掲げ、嬉しそうな子どもたでした。

また、じゃがいもを掘っていると、ダンゴ虫、幼虫、ミミズなど色んな虫をたちも出てきて、その度に皆で大騒ぎ、ドキドキワクワクのじゃがいも掘りとなりました。喜ぶ子どもたちの姿を見て、貴重な経験をさせて下さったことに心から感謝でした。植田さんありがとうございました。

 

 

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